ついに初体験!
前回から高尾山のツリーハウス作りに参加しているこぐまですが、
初回は梅もぎ部隊に回ってしまったので、作業らしいことは1つもできませんでした。
それが昨日、初めて本格的な作業に参加することができたんです。
前回までに1階部分のデッキが完成していたので、
昨日はそこに手摺りを付けるのがミッション。
山の斜面に生えた大きなモミの木をベースにツリーハウスを作っていくので、
手摺りがないと、一歩間違えば斜面を転落…なんてことにもなりかねません。
だから、この手摺りづくりには、細心の注意が求められます。
こぐまはまず、丸ノコ(円形の電動ノコギリ)を使って角材を正確な長さに切り揃える作業を担当。
初めて使う丸ノコくんは、意外に聞き分けのいい道具でした。
角材に切り込む最初の角度さえ間違えなければ、あとはジャスティー(定規みたいな物)に沿って、
ギュイィィィィィィィィィィィィ~ンと切り進むのみ。
角材が分厚かったので、5センチほど丸ノコの刃が届かなかった部分があります。
その切り残しは、小学校の図工の授業でもお馴染みの手でギコギコやるタイプのノコギリで切断。
多少のずれはあるものの、初めてにしては充分すぎるくらいきれいに切れました。
僕は左利きなのですが、丸ノコも手ノコも右手で使用してました。
丸ノコはマシン自体が右手用しかなかったので、仕方がないのですが、
実は手ノコも右手で使えるんです。たぶん左右どちらでもOK。
学校の授業って、右利き用にしか教えてくれないから、始めから右手で馴染んでいたからでしょう。
ちなみにハサミも右手で練習していたので、右手で切れるようになりました。
文字を書くのはダメだけど…。
話題がそれましたが、今度は道具入れ用の棚を作るチームに任命され、
チェーンソーを初体験。ジェイソンが手に持ってる、アレです。
このチェーンソーっていうマシン、バイクみたいなんですよ。
お腹の中に燃料が入っていて、ポケバイ(小さなバイク)のエンジンをかけるときに使うような
つまみがついていて、これを思い切り引っ張りあげるとブルンンってエンジンがかかります。
あとは、ピストルの引き金式のスイッチを押すだけでチェーンソーの刃がタイヤのように回り始めます。
かなり重量があるマシンなので、体の小さな僕には、これを支えているだけでも結構な力がいります。
これで木材を切るんだから、相当なパワーが必要なのかなーと思いきや、
木材に刃を置いてやると、自然とバリバリ切り刻んでくれちゃうんです。
こっちはチェーンソーを支えているだけ。こりゃ楽だ。
だけど、簡単に切れちゃうってことは、それだけ危険もつきものっていうことですよね。
注意しながら作業を進めてはいたものの、やっぱり素人が危険な道具を使うと、起こっちゃうんです。
アクシデントが。
ギュイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン。
勢い良く回転するチェーンソーの刃。
ギュイィィィィィィガガガガガガガガガガガガガガガガ・・・・・。
鈍い音。なんだ?
周りにいた仲間たちが騒いでいます。
なんだなんだ??
「当たってる!当たってる!!当たってる!!!」
かなり深刻な顔のチェーンソー持ち主。
なんだなんだなんだ???
切れてたんです。
地面が。
チェーンソーって、土をかんじゃうと、とたんに切れ味が落ちちゃうらしいんですね。
「絶対に地面に刃が当たらないように、浮かした状態で使ってね」ってレクチャー受けてたのに…。
刃を研いでやり直し。
グネグネ曲がった丸太ができちゃったけど、まあご愛嬌ということで・・・(苦笑)
丸太の半割れ作るのって、難しいんですよ。
こぐまの中では、何事もなかったかのように作業は次の工程へ。
先ほど切った木材を棚の柱にします。
四隅に丸太を立てて、それを先ほどの半割れ丸太でつなぎます。
ここで使用するのがインパクトドライバー。
ドリルの先っぽがドライバーになっていて、ネジを打ち込んでいく道具です。
これは、ほとんど何もレクチャーがないまま、いきなり作業に。
他の2つの"切断系"ツールとは違って、見たままの使い方だったので、
こちらはなんとか使いこなせました。
あと少しで棚が完成というところで、土砂降りの雨が。
残念ながら、完成を見ないまま、山を後にしましたとさ。
他の皆は、今日も引き続き作業をやってるけど、あの棚どうなったかなー?
誰かが続きをやって、完成させてくれるといいなー。
高尾山のツリーハウスについては、虔十ブログで詳細なレポートが日々更新されています。
興味のある方は、ぜひご覧下さい!コメント、トラバも歓迎ですよ!
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